72.ヴィアンローズの16 メス
松下厩舎 2000万円（1口）5万円
（父）キンシャサノキセキ（母父）Sevres Rose
（馬体重）409（体高）143（胸囲）167.5（管囲）18.9
母ヴィアンローズは派手さはないがコンスタントに勝ち上がる産駒を輩出している。体高が低くまだ小柄だが馬体のバランスは悪くなく、筋肉のハリ、背腰も悪くない歩様。ただひ腹が巻き上がっており成長とともに肉感が増えて欲しいところ。成長待ちで適性は芝の短い距離か。
骨格C 筋肉C＋ 血統C＋ 厩舎B 期待値D
73.バイラオーラの16 牡
佐々木厩舎 2000万円（1口）5万円
（父）シンボリクリスエス（母父）トワイニング
（馬体重）456（体高）157（胸囲）176（管囲）21
父シンボリクリスエスは今の流行りではなく人気なさそうだが、馬自体の出来は悪くなく前傾姿勢のスピードがありそうなしっかりした骨格の馬体。筋肉感もあり歩様もスムーズ。ただシンボリクリスエス産駒に多く見られる関節の硬さはあるので上のクラスで通用するかは疑問だが堅実に勝ち星を重ねて古馬になって気づいたら上のクラスでもというパターンはありそう。芝・ダートどちらもいけそう。
骨格B 筋肉B＋ 血統C 厩舎B 期待値C
74.カニョットの16 メス
吉村厩舎 1800万円（1口）4.5万円
（父）マンハッタンカフェ（母父）Sunray Spirit
（馬体重）470（体高）154（胸囲）184（管囲）19.6
牝馬ながら馬格のあるしっかりした馬体でトモの造りも大きい。歩様を見ると現状胴が長くトモが後ろにあるので体が伸びた歩様になっている。持久力を活かして長めの距離でゆったり行く方がベターか。
骨格C＋ 筋肉C＋ 血統C＋ 厩舎C 期待値D
75.スサーナトウショウの16 牡
高野厩舎 1600万円（1口）4万円
（父）ダノンシャンティ（母父）ロックオブジブラルタル
（馬体重）466（体高）154（胸囲）180.5（管囲）21
ダノンシャンティ産駒らしい深い胸前の逞しい馬体。トモも大きい。歩様は筋肉感もあり力強い。首から肩に若干窮屈さがあるのでやや力んだ走りになるか。芝の短めの距離でスピードを活かしたレースをきたい。
骨格B 筋肉B 血統C＋ 厩舎B 期待値C
76.アドマイヤレッドの16 メス
鮫島厩舎 1200万円（1口）3万円
（父）ヨハネスブルグ（母父）ストラヴィンスキー
（馬体重）465（体高）150（胸囲）176（管囲）19.3
牝馬としてはまずまずの馬格で前駆と後駆のバランスの良い馬体。歩様は柔らかくトモの踏み込みも良い。背軸はあまり感じられず、歩様から頭の高い走法になりそうな印象。希望としては早めのデビューで1勝して価格なりに楽しめればといったところ。主戦は芝・ダートの短距離になるか。
骨格C＋ 筋肉C 血統C 厩舎C 期待値D
77.プルーフオブラヴの16 牡
野中厩舎 1600万円（1口）4万円
（父）トーセンジョーダン（母父）サンデーサイレンス
（馬体重）461（体高）154（胸囲）175.5（管囲）21
胸前、トモなど格パーツのしっかりした馬体。歩様は筋肉感があり柔らかくかつ力強い。後は新種牡馬トーセンジョーダンの種牡馬としての能力の判断になるが、トーセンジョーダン自身あまり早い上がりを使えるタイプでなかった為にスピードを繁殖から補いたいところ。そういう意味では母父サンデーサイレンスは良い。母の繁殖成績がイマイチな点と新種牡馬トーセンジョーダンの能力の問題はなるが、馬自体は悪くなくむしろ良い部分が多い。時計のかかる芝の中長距離が適性か。
骨格B＋ 筋肉B＋ 血統C 厩舎C 期待値C
78.ローズノーブルの16 メス
吉田厩舎 1000万円（1口）2.5万円
（父）ワークフォース（母父）ディープインパクト
（馬体重）424（体高）150.5（胸囲）170（管囲）19.7
メリハリにかける馬体の小柄な牝馬だが馬体のバランス自体は悪くない。歩様は柔らかいが力強さは感じず筋肉の収縮力も悪くはないが平凡で非力な印象。動画からややカリカリした気性に見えるので距離は短めの方が良さそう。
骨格C 筋肉C 血統C 厩舎D 期待値D
79.ピンクアリエスの16 メス
羽月厩舎 1000万円（1口）2.5万円
（父）トーセンホマレボシ（母父）キングカメハメハ
（馬体重）425（体高）155（胸囲）171（管囲）19.4
小柄だが牝馬らしい丸味のある馬体で、歩様も小柄な割りにしっかり大地を踏みしめている。背軸もまずまずあるのでもう少し成長して馬体重が増えれば悪くない馬。父トーセンホマレボシはまだ目立った産駒はいないがややスピード不足の感がある。芝・ダートどちらもいけそうで価格なりに楽しめそうな感じはある。
骨格C＋ 筋肉C＋ 血統D 厩舎C 期待値D
80.ダブルゴールド 牡
清水久厩舎 2800万円（1口）7万円
（父）クロフネ（母父）ゴールドアリュール
（馬体重）474（体高）156（胸囲）177（管囲）21.3
父クロフネ・母父ゴールドアリュールのいかにもダート馬を狙った配合で狙い通り見栄えのするフォルムの馬体に出た。身のつまった重量感のある馬体で歩様もゆったり力強い。ダートのマイル前後で活躍を期待。
骨格B＋ 筋肉B＋ 血統B 厩舎B 期待値B
81.クリソプレーズの16 牡
音無厩舎 5600万円（1口）14万円
（父）ゴールドアリュール（母父）エルコンドルパサー
（馬体重）498（体高）161.5（胸囲）177.5（管囲）22.2
全兄クリソライトの募集時にそっくりな筋肉質で背腰のしっかりした馬体。歩様は背軸がしっかりして柔らか味があり力強い。全兄クリソライト同様の舞台で同様の活躍を期待。
骨格A 筋肉A＋ 血統A＋ 厩舎A 期待値A＋
【まとめ】 今年の募集馬は価格にかかわらず、なかなか馬体のしっかりした馬が多い感想を持ちました。
その中でもシーザリオの16の出来は抜けて見えました。ラドラーダの16も良かったです。
ディープインパクト産駒ではスカイディーバの16でしょうか。
ダート馬ではクリソライトの全弟クリソプレーズの16とポロンナルワの16のゴールドアリュール産駒2頭ともなかなか良かったです。
キャロットクラブは母馬優先や最優先希望制度がありますし買いたい馬が買えるとは限りませんから、特に最優先希望馬は良く考えたいですね。
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